『しのだづま考』応援団


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しのだづま考の舞台

あらすじ

 狩で追われた狐を助けたために、命を狙われることになった安倍保名(あべのやすな)は、森でさ迷ううちに、葛の葉と名乗る美しい娘に助けられる。やがて二人は恋に落ち、子どもをさずかって幸せな生活を営むようになった。しかしこの葛の葉こそ、保名に助けられた狐の化身だったのである。

 ある日、庭の蘭菊に見とれていた葛の葉は、つい人間に化けていることを忘れて、真の姿をわが子童子丸に見られてしまう。もはや隠し通せぬと悟った葛の葉は、そばの障子に「恋しくば たづね来て見よ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」の一首を書き残し、泣く泣く元の棲家へと帰って行く。

 数年後、保名は成長したわが子清明(童子丸)と都へのぼる。葛の葉から授かった超能力で帝の病を治した清明は、数々の奇跡をおこし、天文博士と召され、その栄華・栄光は末代まで栄える。しかし・・・。


「しのだづま考」について: http://www.d3.dion.ne.jp/~kyorakuz/work/work-shinoda.htm

京楽座ホームページ: http://kyorakuza.com/